2025/08/15

ConoHa「AI Canvas」でStable Diffusionを手軽に体験

 Stable Diffusionで高品質な画像を生成してみたい――そう思って調べると、よく出てくるのが「AUTOMATIC1111」や「ComfyUI」というWebUIツール。

でも、自宅のゲーミングPCにインストールするとなると、高性能GPUの準備・ソフトの導入・モデルデータのダウンロード・設定と、初心者にはハードルが高めです。

そこで紹介するのが、GMOインターネットのクラウドサービス

Conoha AI Canvas」。


これは、ブラウザからすぐにStable Diffusion XLを使える環境が整っており、PCの性能や面倒なセットアップを一切気にせず画像生成を楽しめます。


3つのプランと料金

AI Canvasには以下の3プランがあります。(価格は税込)

プラン名月額料金無料WebUI利用時間/月ストレージ容量
エントリー1,100円10時間30GB
スタンダード4,378円50時間100GB
アドバンス9,878円100時間500GB

現在は1周年記念キャンペーンで500円引き中。

エントリープランなら 月600円 で始められます(8月31日まで)。

ゲーミングPC不要、セットアップもゼロ

自宅でStable Diffusionを動かす場合、

  • RTX 3060以上などのGPUが必要

  • 数GB〜数十GBのモデルデータをダウンロード

  • PythonやCUDAなどの環境構築

  • バージョン違いによるトラブル対応

……と、環境構築に時間も労力もかかります。

AI Canvasなら、ConoHaの管理画面で「起動」ボタンを押すだけ。

すぐにAUTOMATIC1111やComfyUIがブラウザ上に立ち上がり、日本語UIでそのまま使えます。

クラウドなので、生成処理はすべてサーバー側のGPUで実行。

古いノートPCでも、ネット環境さえあれば快適です。

実際に試してみた

自分もキャンペーン中のエントリープラン(月600円) を契約してみました。

キャンペーンのおかげで600円でお試しができるわけですが、自分はもともとConohaユーザだったため、毎年誕生日に送られてくるクーポンを使い手出しなしで体験できました。

プランを選んで追加ボタンを押すとサーバの構築が始まります。

1~2分待つと画像のようにWebUI起動ができるようになりました。


一旦詳細情報を見てみましょう。

生成した画像が保存されるストレージの残容量や画像を確認するためのファイルマネージャー、時間制限のあるWebUIの切り忘れ防止機能、WebUIの利用明細などが確認できます。


ではWebUIを起動してみましょう。

起動すると認証情報の登録のためのポップアップが表示されます。


この認証情報はWebUIを立ち上げるたびに設定するものです。パスワード保護なしだと第三者が勝手にWebUIを使っちゃう可能性があるのでセキュリティのためについているのでしょう。

起動ボタンを押すとローディング画面へ遷移します。画像の通り3分ほど待ちましょう。


表示されたログイン画面に先ほど設定した認証情報を入力すれば画像生成が出来ます!


※プロンプトとかコツは知らないので省略


512x512の画像であれば数秒で出力されます

こんな人におすすめ

  • PC性能に自信がない人

  • 環境構築でつまずいた経験がある人

  • とりあえずStable Diffusionをすぐ試したい人

  • モデルや設定の準備に時間をかけたくない人

最近はやってませんが、Stable Diffusionが出た当初自分もゲーミングPCで画像生成をしていました。

ただ、熱いし暑いしうるさいし電気代かかるしではじめの1週間で飽きました。

自前PCでやれば課金額を気にせずに生成し放題というメリットはありますが、何よりお手軽に試せるこのサービスはライトユーザーにとっては、十分すぎる機能と快適さなのではないでしょうか。

まとめ

ConoHa AI Canvasは、 「GPUも設定も不要でStable Diffusionが使える」 というサービスです。

自宅で環境を作るのが面倒な人や、ロースペックで諦めていた人でも、ブラウザから数クリックでAI画像生成を楽しめます。

特にキャンペーン期間中のエントリープランは月600円。

まずはこの手軽さを体験してみてはいかがでしょうか。

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